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プログラミングのことや趣味のことに関して綴ります。

大学を卒業しました。

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4(.5)年間通っていた大学を卒業しました。
この秋から某社で社会人エンジニアやっていきます💪
ここではこの激動の4(.5)年間を振り返りつつ、今後のあれこれを綴っていきます。

B1~ようこそ◯大パーク~

入学当初、謎の「大学生デビュー」がしたい病にかかっていたため(?)
オタクであることを隠しつつ友だちを作っていた(気がする)。

突然だが、自分は一年次に寮で生活していた。
そこで出会った出会った友人Sと某◯ンダムの話で盛り上がってしまったのだ。
それが自分の内に秘めるオタク心をくすぐり、彼を自分の部屋に案内し、ありとあらゆるオタクグッズ(一つずつ説明&それにまつわる秘話等)を披露してしまった。

そこから僕のオタク大学生活が幕を上げたのであった…

学業は良好。オタ活も初のライブ&イベント参加をキメ、更にオタクに拍車がかかってきた。休日には友人Aと近くの古本屋に寄ってただひたすらにJUMP作品(恋愛ものに限る)を漁っていた。そこで発見した良作もまたどこかで紹介できればと思っている。

オタ活のみならず、リア充的な活動も(地味に)行っていたようだ。
夜中に山奥の温泉に行ったり、足湯巡りをしたり、スキーをしたり…
大学生らしい「行っちゃう〜?!」なノリを発揮していた。

大学生活を謳歌した一年だった。
この後起こる"悲劇"も知らずに…

B2後期~全てがFになる~

二年生になり環境が変わった(住まいが寮->一軒家になった)ことにより、B1とはまた違った学生生活を送ることが出来た。

前期は至って優秀。ここまでフル単。

後期。冬になると雪が降る。寒くなる。当然だ。ここは東北ちほー。積雪も馬鹿にならない。
雪かきが得意なフレンズや寒さに強いフレンズがたくさんいたが、僕は雪国に生まれながら、寒さに激弱なフレンズだったのだ。
その結果どうだろう?

朝起きれない->大学行けない->講義に出席出来ない->落単

これが僕の大学生活を狂わせた全ての元凶だ(大嘘)
僕を起こしてくれる優しい彼女がいたら話は別だったのかも知れない🤔

ただ、ここまではまだ序章。
本当の終わりはこの後待ち受けていたのだ。

B3後期~単位:0から始まるB4生活~

サブタイのとおりだ。
3年次後期、僕は単位を一つたりとも取ることができなかった。
理由は先程述べたものに加えて、当時プログラミング関連のアルバイトをしていたことも少なからず関わってくる。
その時丁度プログラミングの楽しさに気がついた時期だったと思う。夏休みはインターン尽くし、冬は仕事尽くしでひたすらにコードを書いていた。
完全に虜になっていた。大学に行く意味を見失った。

今思い返せば、大学でも学びがあったことを後悔している。
とはいえプログラミング関連の講義は少しばかり、いや、だいぶ古い内容になっているところが多数見受けられ、受講していて🤔といった顔になる場面が何度かあった。せめてここ2~3年くらいのものをキャッチアップして演習内容等を調整して欲しかった。

単位は取れていなかったが、就活はバッチリ行っていたみたいで(当時自分で「就活しなきゃ」といった気持ちは全くなく、面白そうな会社いっぱい周ってみたいなぁ〜的なノリでやっていたが)有り難いことに何社かから内定を頂いていた。

そんな時期に、自分が4年で卒業できないことに気づく。

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睡眠で単位全部溶かした僕の顔

僕はその時思った。

.oO(もう大学やめちゃってそのまま就職するのもありなんじゃね?)

僕は純粋に早く働きたかった。仕事としてプログラミングがしたかった。
誰かの言葉を借りるとしたら僕はその時大学から「逃げ」ようとしていたのだ。

一瞬揺らいだ退学も思い踏みとどまり、 留年 することを決意するのだった。

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留年という現実から逃避するためにたどり着いた桃源郷での一枚

B4~Creditful Rush~

このときの僕は必死だった。
単位を取ることに異様な執着心があった。
単位を取らねば卒業出来ない。卒業しなければ仕事ができない。
卒業しなければ…この大学からいなくならなければ…

そんな想いを抱きつつ受講していた。
大学の授業なんて…みたいに思いながら。

だが、その時の自分の考えを払拭してくれた授業に巡り会えた。
その授業は珍しくTAの人が演習を仕切っていた。
その人に思い知らされた。今までの講義の悪い部分を、そしてこれが「本物」の講義だということを。

僕はその人の授業に魅了された。演習のやりがいがあった。
毎回の課題、演習に精を入れた。正直非常に辛かったが、そこで得られたものは大きく、大学で学びを感じた数少ない瞬間だった。

講義・演習の内容は難易度が高く苦戦を強いられたが、TAの奮闘によりそのクラスの最終的な平均点は7割(くらいだった気がする)まで達した。
TAの人も凄いが受講してる皆も凄いな…と思った。
他の授業に比べ、授業のやっていき💪 が高かったのは事実あった。

そんなこんなで、次のクールでも同じ人の講義を受講したというのは言うまでもない。
あのときは、学生やってるな感が頂点に達していたと思う。

そして、「もう一年遊べるドン!」という天からの声を聞きながら、学生生活をContinueした。。

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友人から誕生日プレゼントで貰ったのんたんフィギュアとその時の宴の様子😍

B4.5 1学期~単位取得・終物語~

この頃になると同期は大学院に進学するか、大半は卒業してしまっていた。
学部の知り合いは後輩(と数少ない同士)のみとなり不安もありつつ残りの学生生活を謳歌していた。

単位自体は4年次にほぼ取り終えており、この頃は英語の講義のみ受講して、残りは卒論執筆に勤しんでいた。

同時に4年次秋頃からJOINしたベンチャー企業Androidの仕事を何件かこなした。
既に退社してしまったが、非常に学びがあり、自分を 圧倒的成長 させてくれたので感謝の気持ちでいっぱいだ。
社で新たな仲間とも出会い、そして新たな景色を見せてもらった。
この場を借りて、感謝申し上げます🙇

B4.5 2学期~卒業論文, texで書くか?wordで書くか?~

卒論自体は意外とあっさり書けた(と思う)
8月下旬に発表があったのだが、本格的に書き始めたのは7月の初め頃。
それまで研究として一つのアプリを開発していた。
7月に突入すると、アプリ開発と卒論執筆を並行作業で進めていき、8月頭頃に卒論日本語版が完成していた。
そこから1週間で英訳し、担当教授からの指摘を貰いながら完成させていった。

ここで後輩達に向けて一つ言っておきたいことがある。
うちの大学では卒論をtexで書くかwordで書くかを選択することが出来るのだが、僕は絶対にtex(LaTeX)で書くことをオススメする。
自分はwordで書いてしまったが、圧倒的にtexの方が楽だし、何よりgitでバージョン管理が出来る。(wordだと差分が上手く取れない<-wordの機能で差分を出してくれるものがあるが正直醜いので微妙)
フォーマットも大学指定のものを使えば良いので、実質考えれば良いのは論文に書く文章のみ。数式やテーブル、図を入れる場合はそれに応じたタグを付与する必要があるが、HTMLやxmlに親しんでいる君たちなら楽勝だろう。
今はcloudでtexを管理&プレビュー出来るCloud LaTeX等があるため、環境を問わずに卒論執筆に専念できる。
知人はmdをtexに変換しそこからpdf化するインフラを構築して快適に論文執筆ライフを堪能していたらしい。
texはhackableである。自動化出来る。楽ができる。
何度でも言おう。悪いことは言わない。卒論は"LaTeX"で書け(真顔)

mizukisonoko.hatenablog.com

発表スライドも卒論発表1週間くらい前から作り始め、練習も3日前から始めた。

スライド完成&自主練

担当教授 の前で軽くリハ

前日リハ

本番

と言った感じで案外なんとかいった。

思った以上にオーディエンスが多くてびっくりしたが、誰もいない(担当教授とレフリーのみ)という事態を避けられたのでホッとした。
発表自体は上手くいき、大きなボロも出ず終えることが出来た。

この素晴らしい社会に人月を

先日正式に自分の卒業が確定し、晴れて卒業することになった。
卒業にあたって自分が取り組んだ研究の引き継ぎ作業をしなければいけないということで、指定の場所に卒論データ云々をデプロイして全工程を終了した。
ラボにおいてあった私物も撤去して、4.5年間の大学生活に終止符をうった。

新居も決まり、これからの楽しい楽しい社会人生活に精を出していこうと思う。